第五回日美展/秀作&佳作入選
3年ぶり二回目の日美展に応募
2019年第三回に応募し佳作&入選を頂いてから、コロナ騒動を経て久しぶりの応募でしたが今回は秀作と佳作入賞を頂きました。
秀作「落ちる階段」
この落ちる階段、実は私も描いてから気付いたのですが、マジックアートになっています、階段部分を見つめ、一度視線をそらしてもう一度階段に視線を戻すとなんと階段が上下逆転し逆さまに視えたり普通に昇る階段に視えたりします、お試し下さい |
佳作「心理(副題/心の様)」
新型ウイルスに世界中が怯えロックダウンや自宅軟禁状態で過ごしていた中で描いた作品です。意図してこの様な絵を描いた訳でもないのですが、まるでこの世の終末を具現化したような作品になりました。描き上げた時に瞬間的に思いついたタイトルが”心理”でした、ネット検索コトバンクで意味を調べると「心の様・今の心の模様」と云う意味のようです。 |
日美展ってどんな公募展?
実はこの日美展、老若男女・年齢や経験・技術・出来栄えなどにこだわらないアート(絵画部門と水墨画部門)の公募展として全国規模で人気の歴史ある公募展です。ひと言でいえば私の様な初心者レベルでもほぼ入選させて頂けるのですから嬉しい公募展とも言えますが、上級者の作家さんにとってはレベル的にちよっと???という事で敬遠されるかも知れませんが・・・。私が思う日美展の良い点や物足りない点もなども少し書いてみました。
日美展の良いところ
①今はお亡くなりになられた故・黒川紀章さんの設計で有名な東京六本木の国立新美術館の一階のメインギャラリーに展示して頂けることが絵を描く人に取って一番うれしい事です。
②公開期間が10日間と云う事もあって一般の来場者が多いので自分の絵をたくさんの方々に観て頂ける事です、その効果でしょうか私の場合2019年第三回の時はフランス人のアラン・バクジュ三アルさん?と云う方がご自分のFacebookで私の佳作と入選作を紹介して下さいました。この方は日本在住で日々色々な展覧会を訪れてお気に入りのアートやコンテンツを発信されている方ですが、時にはこんなサプライズもあって日美展の有意義さを再確認でした。
改善してほしい
①作品展示の際の額装です。入選した作品の額装が主催者から提供された額縁でしか展示されない事です。私の場合金メッキの額縁でしたの絵と額の違和感に戸惑いがありました。
②展示数が多い事で入選や佳作などは壁面に三段で展示されます。一番下の三段目に展示されると腰を下ろして座った状態でないと観れませんし、来場された方々の目にも留まらないのではないかと心配になります。期間中は上下を入れ替えるとかの改善があるといいと思います。